仕事でマイクロスコープを買おう|メリットとは

グリーン調達への対応

研究者

要求基準を明確にする

ハロゲン化合物は燃えにくい性質があるため、難燃剤としてプリント基板などに使用されています。燃えにくいということは、よほどの高温でないと処理できないということです。これを低温で燃やすとダイオキシンが発生し、重大な環境汚染を引き起こす可能性があります。そのため最近では、製品や部品のハロゲン分析を求める声が強くなってきました。現時点ではハロゲン化合物を規制する国際的な法律はなく、ハロゲン分析も義務づけられているわけではありません。しかし顧客からの問い合わせがあれば、適切に回答しなければなりません。とりわけ環境に配慮するメーカーではグリーン調達の方針を掲げ、ハロゲン分析をしていない部品は納入できない場合もあります。今後は法規制が行われる可能性もあり、自主的なハロゲン分析は販路を確保するために重要と言えるでしょう。ハロゲンフリーの定義については、法的な基準が制定されていないので、日本電子回路工業会や国際電気標準会議などが、それぞれに規格を定めています。業界で一般的とされている基準はありますが、納品先の要求する基準と必ずしも一致するとは限らないので注意が必要です。部品の種類や輸出先によって、適用される規格が異なる場合もあります。またハロゲン分析を行っている業者も、いろいろな基準を採用しています。分析を依頼するときは相手の求めている基準と、業者の採用している基準が合致しているかを確認してください。